2011-06-28 Thalia dealbata ミズカンナ。 奈良県大和郡山市矢田寺境内にて。 お堂の横に四角い池があり、ミズカンナが植えてあった。参拝者はみなアジサイを見に来ているので花盛りのミズカンナに目を留める人はいない。 ただただトンボたちだけが我が物顔に飛び回っていた。
2011-06-26 Hydrangea serrata ヤマアジサイの1品種。 奈良県大和郡山市矢田寺にて。 アジサイ属の「ヒドランゲア(ハイドランジア)」という語はラテン語で「水の器」という意味らしい。 フクイチのあふれそうな汚染水の行き場についてニュースはかまびすしかったが、この器にはその水は入れられまい。
2011-06-25 Stewartia pseudocamellia ナツツバキ。 奈良県大和郡山市矢田寺境内にて。 沙羅の木とも呼ばれ平家物語の「沙羅双樹」をこの木だとする説明書きがあったがこれは間違い(インドにはナツツバキは生えない)。 幹のなめらかさから「さるすべり」と呼ぶところもある。 短命な花だけれど青空に映える白さはすがすがしい。
2011-06-24 Alstroemeria pulchella アルストロメリア・プルケラ。 和歌山県かつらぎ町の野半の里にて。 原種系のアルストロメリア。造り酒屋の古い建物や樽の風景に少しとっつき悪いような野性味のあるこの花が妙に似合っていた。
2011-06-23 Argyranthemum frutescens cv. マーガレットの一品種(桃花)。 和歌山県かつらぎ町の野半の里にて。 南アフリカから遠くやってきてこんな蒸し暑い日本で生きるのは大変だろうと思うのに、なかなか丈夫で木になるくらい育ってくれてちょん切って挿し芽にすればどんどん殖えるしほんとにありがとう。
2011-06-22 Trifolium repens シロツメクサ。 シロツメクサは私が最も好きな帰化植物だ。多分。 子どもの頃、何時間でも飽かずシロツメクサと遊んでいた。赤っぽい花はたいてい背が低いこととか、四つ葉や五つ葉は葉っぱの形がいびつだとかいろいろたくさん教えてもらった。 もう、私のシロツメクサの野はどこにもない。