2011-01-01から1年間の記事一覧

Hemerocallis fulva var. kwanso

ヤブカンゾウ。 買い物途中の小学校ののり面で。 すっきりした一重のカンゾウ類と比べるとごちゃごちゃして以前は好きでなかったが、買い物途中で毎年見るこの花は背丈が低くてかわいらしくて見直した。 中国原産なのだそうで実の生らないこの花を日本のいた…

Trifolium pratense

アカツメクサ。ムラサキツメクサとも。 買い物途中の空き地にて。 アカツメクサもシロツメクサと同様、東京湾岸の埋立地の空き地で最初に見たものだった。 シロツメクサよりもアカツメクサの数は少なく、生えている場所も限られていたのだが、子どもの頃の私…

Calystegia japonica

ヒルガオ。 買い物で通るマンションの向かいの空き地で。 この花がなぜ野良なのかと思うくらい、夏の野辺で美しく咲いている。

Tradescantia pallida 'Purpurea'

ムラサキゴテン(紫御殿)。 買い物の帰り道に民家の玄関先で。 近所中あちこちウォーキングしていたころ、隣の市の住宅地にすてきなムラサキゴテンがあった。 そのあたりは傾斜地で、道路からコンクリートのよう壁がそそりたっていて敷地へは1.5階分くらい…

Campsis grandiflora

ノウゼンカズラ。 散歩コースの民家の塀越しに。 私はこの花の色がとても好きだ。奈良ではササユリの頃から咲き始めるが、押し付けがましくない桃橙色は梅雨空にも似合うし晴天にも映る。 大学から国鉄(当時)で帰るとき、和歌山線の今は無き北宇智のスイッ…

Vaccinium bracteatum

シャシャンボ。 散歩コースの池の脇で。 シャシャンボというのは「小小ん坊」と書くのらしいのに、この池の横にあるのはどれも2メートル以上あって花も盛大につけ、実もたっぷり生る。 同じ池の横にあるナツハゼほどうまくないので味見するくらいで採って食…

Lobelia chinensis

ミゾカクシ。アゼムシロ、とも。 近所の休耕田で。 今住んでいる住宅地は周囲を里山と田んぼで囲まれていているので、買い物などの便は良くないが少し歩けばいろんな動植物たちに会えることが何より気に入っている。 宅地開発で失われていく人となじみの植物…

Crocosmia x crocosmiiflora

クロスコミア。 奈良県生駒郡三郷町の公園にて。 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)、モントブレチアとも。 15歳で奈良に越してきたら、家の庭にこの花が咲いていた。 しばらくして図書館で調べたらヒメヒオウギズイセンだという。モントブレチアという名…

Lantana camara

ランタナ。 奈良県生駒郡三郷町の公園にて。 シチヘンゲ(七変化)とも。 この花を見ると、植物というのは数学だと思う。とても親しみやすいきれいな顔をして寄り添ってきて、急に数学の講義を始める、というような。私は数学はからきしだから。

Gaillardia pulchella

ガイラルディア。 奈良県生駒郡三郷町の公園にて。 テンニンギク(天人菊)とも。 この花の、黄色と紅がなんとなくぼやけたようになじんでいるところがとても好きだ。

Agapanthus praecox ssp. orientalis

アガパンサス園芸種。 奈良県生駒郡三郷町の公園にて。 アガパンサスは好きな花で、うまく写真を撮りたいと思っていたのだけれどとても難しく、これで精一杯だった。

Nerium indicum

キョウチクトウ。 奈良県生駒郡平群町の路傍で。 本当はキョウチクトウはこの色の花をUPするつもりはなかった。 キョウチクトウといえば一番ポピュラーな濃桃の花なのだ。しかも私はあの色に咲くキョウチクトウは好きではないのだ。 子どもの頃に読んだ「八…

Coreopsis tinctoria

ハルシャギク。 近所の空き地で。 ハルシャギクの「ハルシャ」はペルシャのことらしい。 なぜペルシャの名がついたのか調べてみてもわからなかった。 コレオプシスというとすっかり悪者にされてしまったオオキンケイギクと同属で、この花も一度見たなと思う…

Hydrangea macrophylla

アジサイの1品種。 奈良県大和郡山市矢田寺にて。

Thalia dealbata

ミズカンナ。 奈良県大和郡山市矢田寺境内にて。 お堂の横に四角い池があり、ミズカンナが植えてあった。参拝者はみなアジサイを見に来ているので花盛りのミズカンナに目を留める人はいない。 ただただトンボたちだけが我が物顔に飛び回っていた。

Hydrangea macrophylla

アジサイの一品種。 奈良県大和郡山市矢田寺境内にて。

Hydrangea serrata

ヤマアジサイの1品種。 奈良県大和郡山市矢田寺にて。 アジサイ属の「ヒドランゲア(ハイドランジア)」という語はラテン語で「水の器」という意味らしい。 フクイチのあふれそうな汚染水の行き場についてニュースはかまびすしかったが、この器にはその水は…

Stewartia pseudocamellia

ナツツバキ。 奈良県大和郡山市矢田寺境内にて。 沙羅の木とも呼ばれ平家物語の「沙羅双樹」をこの木だとする説明書きがあったがこれは間違い(インドにはナツツバキは生えない)。 幹のなめらかさから「さるすべり」と呼ぶところもある。 短命な花だけれど…

Alstroemeria pulchella

アルストロメリア・プルケラ。 和歌山県かつらぎ町の野半の里にて。 原種系のアルストロメリア。造り酒屋の古い建物や樽の風景に少しとっつき悪いような野性味のあるこの花が妙に似合っていた。

Argyranthemum frutescens cv.

マーガレットの一品種(桃花)。 和歌山県かつらぎ町の野半の里にて。 南アフリカから遠くやってきてこんな蒸し暑い日本で生きるのは大変だろうと思うのに、なかなか丈夫で木になるくらい育ってくれてちょん切って挿し芽にすればどんどん殖えるしほんとにあ…

Trifolium repens

シロツメクサ。 シロツメクサは私が最も好きな帰化植物だ。多分。 子どもの頃、何時間でも飽かずシロツメクサと遊んでいた。赤っぽい花はたいてい背が低いこととか、四つ葉や五つ葉は葉っぱの形がいびつだとかいろいろたくさん教えてもらった。 もう、私のシ…

Heuchera cv.

ヒューケラ園芸種。 馬見丘陵公園にて。 昨年「第27回全国都市緑化ならフェアやまと花ごよみ2010」が行われ、このヒューケラはその植栽の名残のようだ。 洋物のカラーリーフと後ろの植栽の笹のミスマッチの妙!

Iris ensata var. ensata 'Soho' 'Tsumugi musume'

ハナショウブ「蘇峰」「紬娘」。 奥の濃い色が「蘇峰」、手前の淡いものが「紬娘」。 馬見丘陵公園にて。

Hemerocallis hybrida

馬見丘陵公園にて。 ヘメロカリスは好きな花で庭にもいくつも欲しいとは思うが何せ日当たりの悪い狭い庭なので持つことができない。 花菖蒲園の傍で日光をたくさん浴びて開いている元気そうなヘメロカリスはまぶしかった。 たとえたった一日限りの命だとして…

Iris ensata var. ensata 'choseiden'

ハナショウブ「長生殿」。 馬見丘陵公園にて。 馬見丘陵公園ができてから20年になるそうだがその間ハナショウブを見に行ったのは2度ほどである。 ハナショウブに詳しかったら見所もまた違うのだろうが系統やら品種やらまるで無知なので「ああきれいだな」と…

Spiraea japonica

シモツケ。 馬見丘陵公園にて。 庭に黄金葉のシモツケが以前あったが、真夏に入った下水道工事の業者が無茶な掘り上げをしたせいで枯れてしまった。 もう3年経つが今でも恨みに思っている。かわいい子だったのに。

Ciclospermum leptophyllum

マツバゼリ。 馬見丘陵公園にて。 初めて見た植物だったので調べてみて名前がわかった。 センスはないかもしれないがそうつけるしか他にはないだろうという和名ではある。 ブラジル原産なのらしい。遠いところからはるばるようこそ。

Gardenia jasminoides

クチナシ。 年末にはよくお世話になる。栗きんとんの着色に使う。 ガーゼにくるんであの固い実をガンガンと麺棒で叩く。 さすがの固い口も中身をさらけ出す。 政府もマスコミも、叩く力がなきに等しいと本当のことは言わない。お正月になっても言わない。

Mallotus japonicus

アカメガシワ。 ノイバラの茂みのすぐ横で。 原付に乗って買い物から帰ってくると必ずこの木の下を通る。 花は本当に地味で、植物のことを知らない人なら「この木に花なんて咲くの?」なんておっしゃるかもしれないが、この季節には地味ながらたくさんの花を…

Rosa paniculigera ?

おそらくミヤコイバラ。 散歩コースに花期が遅く花の大きなノイバラがあるのを以前から知っていた。 1000flowersのためにそろそろ咲く頃だと原付で見に行った(歩いて行かなかったのは膝をこわしもう歩けないから)。 何枚も写真を撮って帰宅して調べたとこ…