2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Veronica anagallis-aquatica

オオカワヂシャ。 花の形を良く見ると春に地べたで青い瞳をまたたくオオイヌノフグリによく似ている。 オオカワヂシャも同じヴェロニカの仲間で、同じように帰化植物、でも、オオイヌノフグリは割りに愛される花なのにこちらは結構目の敵にされていたりする。…

Pieris japonica

アセビ。 奈良県曽爾村屏風岩公苑にて。 奈良でアセビというと奈良公園のささやきの小道がうかぶのだけれどあのあたりのアセビは木がおどろおどろしく茂りそのわりに花は貧しい感じで心惹かれない。 このアセビは開けたところに咲いていて花がたわわで見事だ…

Rhododendron reticulatum

コバノミツバツツジ。 奈良県曽爾村の屏風岩公苑にて。 平野部では4月のはじめが花時のコバノミツバツツジであるがこの地は春が遅く、さらに今年は低温が続いたのでゴールデンウィークに開花期がかぶったものだろう。 撮影した28日は大変寒く、彼岸前のよう…

Lindera umbellata

クロモジの花。 奈良県曽爾村屏風岩公苑にて。 大きなクロモジの木で花盛りだった。背景のピンクはヤマザクラ。 クロモジの木は高級な楊枝に加工されるがそろそろ半世紀になろうとする私の生涯でまだ2・3回しか用いたことがない…

Viburnum erosum var. punctatum

コバノガマズミ。 散歩コースの池の端にある木。いつも葉をいろんな虫にかじられボロボロだ。 赤い実がなるはずだけれどなぜか見たことがない。大喰らいの鳥たちが食べてしまうのかもしれない。

Vinca major

ツルニチニチソウ。 これも庭の花。メジャーの名がついていて、他所ではそれなりにガンガン咲いているけれど、日当たりが悪い上に徒長したツルをガシガシ切られるのでいつもショボショボしか花が咲かない。

Arisaema sikokianum

ユキモチソウ。 テンナンショウの仲間の花はグロテスクな印象もあって嫌いと思われる人も少なくないのだろう。この花はその中でも結構人好きするタイプだと思うのだけれど違いますかそうですか。 これは庭の花。植えっぱなしで時々性転換しながら10年ほど我…

Stauntonia hexaphylla

ムベの花。 ウォーキングコースのとある坂沿いのフェンスに絡んでいるもの。 ムベの花はふつう紫色が絣のように入るものだがこれは白花のようで私はこの場所でしか見たことがない。 ムベはアケビの仲間で食べられるのだけれどまだ食べる機会がない。いつか食…

Epimedium sp.

イカリソウの実生。 我が家には100を超えるイカリソウの原種品種があり、イカリソウは基本自家受粉をしないので、実生はみな交雑種となる。 これは花が愛らしいので特にかわいがっているもの。

Erythronium 'Pagoda'

エリスロニウム「パゴダ」。 外国産カタクリの交雑種。日本のカタクリのように庭植えするのには気難しくなく、植えっぱなしで毎年咲いてくれる。 とは言え、昨年の暑さはさすがにこの花にもきつかったか、と芽が出るまでは気が気じゃなかったが結果オーライ。

Potentilla freyniana

ミツバツチグリ。 これもブログで知り合った方にタネをいただいて育てたもの。 ひとつ株ができればランナーでどんどん増えるグラウンドカバー向けの野生植物。 晴れると開き、天気の悪い日はしおれているので私に似ている。

Aethionema armenum

モロッコナズナ。 これは家の花。 ホームセンターで買った苗を日当たりのいい特等席に置いてかわいがっていたのに、ある日植え替えをしようと根洗いしたら枯れてしまった(もしかすると根をいじられるのがすごく嫌いだったのかもしれない)。 画像のものは2…

Corydalis decumbens

ジロボウエンゴサク。 スミレのことを太郎坊、このエンゴサクのことを次郎坊と言ったものらしい。 距の部分をひっかけて草相撲をしたものらしいのだけれど、私はあいにくしたことがない。 私がしたことがあるのは、オオバコの茎とムラサキカタバミの髄くらい…

Anemone flaccida

ニリンソウ。 初めてニリンソウを見たのが15年ほど前の吉野で今回もカメラに収めるのを楽しみにして出かけたがまだ少し花期に早くようやくこの花をみつけた。

Prunus jamasakura

シロヤマザクラ。種小名が日本語になっている。 吉野山にて。この日の吉野は空も青く下千本中千本が見ごろだった。 毎日の緊張の中で異様な高揚感をもって花を見た。

Epimedium ×rubrum

エピメディウム・ルブラム。 イカリソウの交雑種。 「スウィートハート」の通称もある愛らしいイカリソウ。

Chaenomeles speciosa

ボケの花。 京都府綴喜郡井手町の地蔵院にて。

Iris japonica

シャガ。 玉川堤にて。 Irisはギリシャ神話の虹の女神。

Kerria japonica

ヤマブキ。 京都府綴喜郡井手町の玉川堤にて。 この日は地蔵院の枝垂桜を見に行ったがもうすでに散っており、玉川堤のソメイヨシノ並木は散りはじめで桜吹雪が華やかだった。「汲みに行かめど道の知らなく」は万葉集の高市皇子が亡くなった十市皇女を偲んで…

Amygdalus persica

モモの花。 奈良県桜井市大神神社近くの畑で。

Akebia quinata

アケビ。 家の近所の池を巡るフェンスに絡んで咲いていたもの。 この日は震災から1ヶ月。

Ipheion 'Rolf fiedler'

イフェイオン「ロルフ・フィドラー」。 ハナニラの中ではもっともいい色だと思うのだけれど。丈夫だし茎がか細くないから見映えもいいし。

Epimedium ×versicolor 'Sulphureum'

エピメディウム「スルフレウム」。 このイカリソウほど間違った名前で呼ばれているイカリソウはないだろうと思う。 「黄花梅花イカリソウ」× 「イカリソウ・ダビディ」× ヨロシク!

Prunus spachiana

奈良県香芝市専称寺のシダレザクラ。

Leucoglossum paludosum

ノースポール。 クリサンセマムとずっと呼ばれていたけれども今は分類が変わったのらしい。 一株植えると旺盛に横に広がりたくさん咲いてくれるとてもコスパのいい春の花。

Epimedium ×cantabrigiense

エピメディウム・カンタブリギエンセ。 イカリソウの交雑種。 この花はこのごろは売られているのを見たことがないので珍しいといえば珍しいのかもしれないが、12年ほど前にホームセンターで買ったもの。 花も小さいし図体はそれに比べてでかいし地下茎でわら…

Helleborus niger

クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)。 これも家の花。 12年前に植えてその場所がとても気に入ってくれたようで毎年元気にたくさんの花を咲かせてくれる。 この花は返り咲きの分。

Anagallis arvensis f. coerulea

ルリハコベ。 ブログを通じてタネをいただいて、実生ポットにまいたまま、勝手に毎年こぼれダネで更新する。 昨年はきちんと植え替えをして液肥をコンスタントにあげたのでしっかりした株になりたくさん花が咲いた。

Mukdenia rossii

タンチョウソウ。 これは家にある鉢。夫が植木好きのご老人にいただいてきたもの。 実はいただいてたったの一度も植え替えしていない…

Prunus spachiana

奈良氷室神社のシダレザクラ。 実はtwitterと同時進行で以前からもっているブログにblog1000flowersの記事をUPしていて花爛漫の4月を過ぎると花写真が枯渇することがわかっていたので、twitterの方はできるだけ自宅の花でないものを使おうと考えた最初の画像…